1月22日、『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキー監督が80億円を投じた大作ドラマ、『オリバーツイスト』の舞台挨拶が六本木で行われた。オーケストラの生演奏と共に登壇したのは、去年行われた東京国際映画祭で天才子役ぶりが話題にもなった、主演のバーニー・クラーク君。そこに小倉優子さん、おすぎさんも駆けつけた。
 テレビゲームが好きというバーニー君はまだ12歳。145センチの天使が姿を現すと、客席から声援とともに「かわい〜」という声が。
2度目の来日で「楽しみなことは?」との質問に、「ジョイポリスに行ってみたい」と笑顔。まだあどけなさの残る子供と思いきや、演技のことになると一変。
「一番大事だったのは考えていることを眼に反映させ、映し出すことでした。悲しいシーンのときはすごく悲しいことに集中し、でも涙を流さないようにしていると、本当にそういった気持ちがこみ上げてきました。楽しい演技もやはり楽しい気持ちであればそれが眼に映し出されるんです。だから、そうしたことを意識しながら演技しています」と、ロマン監督に教わった秘訣を述べた。
撮影中に仲間がスリをするシーンでは、プロのマジシャンがトリックを教えてくれたというエピソードも。
「こんな楽しいことを見逃してはいけない!」と参加し、がんばったためセットには‘物を盗られないように気をつけてください’とお達しがあったそうだ。
「もちろん、僕たちは盗んだものは返したよ」とバーニー君。
一方、小倉優子さんことゆうこりんはマイペース。
「途中、やった、やっと幸せになれるんだって思ったのに、へーってなって、何かハラハラとか止まらなくて、もう、もーって感じでした」一生懸命感想を述べるとおすぎさんが、「あなたももう年なんだから、何か聞かれたらちゃんと文章になるように答えないと」と突っ込みを入れて場内爆笑。
バーニー君の印象にも、「えっと、んっと、えっと、演技が、えっと、すばらしかったです」とゆうこりんらしいペースで終始会場を沸かせていた。そんなゆうこりんに、バーニー君は「カワイイ!」と日本語でアタック。
「1950、60、70年代初頭の映画が最も映画らしかった頃の息吹と香りが、もうダーッと流れてきます。最後までほとんど自分がタイムスリップした気持ちになって、このお話を目撃してるみたいな感動です」
おすぎさんの眼には映画に対する愛情が一杯に詰まっていた。そして最後にこれから観る人に向けてコメントをしてくれた。
「どんなに貧しくても、そんな悪い事をやってる集団でも、その中にいてキレイだってことは幸せになるんだね。オリバーがどんな幸せになれるかを楽しみにしてほしいです」
(YOSHI)
1月28日(土)より日比谷スカラ座ほか全国ロードショー
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